蟷螂の灯

ひとりごとをつづるだけ

【ポケモン剣盾】対戦がよりおもしろくなるルールを考えてみた【ダイマックス弱体化】

 

 

はじめに

 かれがわです。今回は特殊ルールを提案します。ソード・シールドの対戦で重要な要素であるダイマックスについてです。ダイマックスシステムを楽しく感じる人が多い一方で、つまらなく感じる人もいるのではないしょうか。私はあまり好きではありません。ダイマックスに対して、非ダイマックスのポケモンで対抗することが難しいからです。HP2倍、アンコールなどの一部の変化技を無効化、強力な追加効果を持つダイマックスわざといった仕様に無策では蹂躙(じゅうりん)されることが多いです。相手のダイマックスをしのごうとすると、交換や「みがわり」、ダイウォールなどの防御行動を強いられます。攻撃的な戦い方が好きな私にとって、それは楽しいものではありません。また、ダイウォールによって対戦のテンポが悪くなっているということも、私が好きではない要因の1つです。そこで、ダイマックスが弱くなるような特殊ルールを考えてみました。このルールの仲間大会が開催されることが私のひそかな願いです。実践をまったくしていない机上論であることに注意して読んでいただけると幸いです。

 

ルール

ルール名:ダイマックス弱体化(仮)

選択ルール:ランクバトル シングルバトル シリーズ7もしくは9

加えて以下のルールを追加

  1. ダイジェットの威力上限90
  2. ダイアタックの威力上限130
  3. ダイマックスレベル0
  4. ダイウォールを禁止

 

提案理由・解説

1. ダイジェットの威力上限90

 ダイジェットの威力が90になる技は「つつく」、「かぜおこし」です。「ブレイブバード」や「エアスラッシュ」などダイジェットの威力が90より高い技は、覚えさせて使うことは可能ですが、ダイジェットの媒体とすることは禁止とします。
 ポケモンのシングルバトルにおいて、すばやさを変化させる技、特に自分のすばやさを上昇させる技はとても強力です。昔、威力が50と低い「ニトロチャージ」を覚えたメガリザードンX・Yが対戦で多く見られたことが一例です。同様に考えて、ソード・シールドの対戦では、ダイマックスわざの中で唯一すばやさを上昇させるダイジェットが最も強い技といってもいいでしょう。したがって、ダイジェットをタイプ一致で使えるひこうタイプは自然と強くなり、効果抜群で受ける、かくとう、くさ、むしタイプは活躍することが難しくなっています。タイプの格差が生じているということです。また、アタッカーがダイジェットを覚えるかどうかということは1つの評価基準となります。ダイジェットによって、採用されるポケモンや戦い方がやや固定化され、対戦がつまらなくなっていると感じ、この技を弱体化したらいいのではないかと考えました。
 威力上限を90にした強い理由はありません。このルールを試してみてから、変更を検討してもいいと思います。ダイジェットそのものを禁止にすると、ひこうタイプのダイマックスがとても弱くなるため、禁止とはしません。

 

2. ダイアタックの威力上限130

 ダイジェットが弱体化すると、同じくすばやさを変化させる技であるダイアタックが台頭するでしょう。ダイアタックはほぼすべてのポケモンが覚えるため、タイプの格差は生じにくいですが、「はかいこうせん」や「ギガインパクト」などの技を媒体とすると技の威力が150とかなり高くなり、ダイアタックばかり使う試合が増えてしまうと考えられます。これではダイジェットを弱体化させた意味が薄れるため、ダイアタックの弱体化を考えました。威力上限を130にした強い理由はないので、変更を検討してもいいと思います。候補としては120、110、100、90でしょうか。

 

3. ダイマックスレベル0

 ダイマックスというシステムを弱くするルールです。一部の変化技を無効化する仕様やダイマックスわざの追加効果を変えることはできませんが、HPの増加量を変えることはできます。ダイマックスレベルを0にすると、HPの増加率は1.5倍になります。HPの増加率を減らすことで、非ダイマックスのポケモンでもダイマックスポケモンを倒しやすくなります。こちらのダイマックスわざで相手のダイマックスポケモンを一撃で倒すことも簡単になるかもしれません。
 ダイマックスレベル0の個体を新たに育てることが大変な場合があるので(例:サンダーやシルヴァディのようなシリーズ7、9ルールに参加できる伝説のポケモン)、「ダイマックスレベルが1~10のポケモンは参加可能だが、ダイマックスすることはできない」のようなルールとしてもいいと思います。

 

4. ダイウォールの禁止

 変化技を覚えさせて使うことはできますが、ダイウォールとして使うことを禁止とします。
 ダブルバトルでは、隣のポケモンが場を整える間にダイマックスポケモンの身を守る行動として、ダイウォールは重要な技です。シングルバトルでは主に相手のダイマックスターンを枯らす目的で使われることが多く、お互いのダイマックスターンが実質2ターンしかない試合が多く見られます。ダイウォールをしているターンは試合が動かないターンであり、無駄で意味のないターンといえます。ダイウォールを禁止にすることで、試合展開が速くなり、アグレッシブな戦い方が増えると考えられます。
 ダイウォールを禁止にすることで、「初手ダイマックス」が強くなりすぎ、対戦におけるダイマックスの重要性が増す可能性が考えられます。これはダイマックスを弱くしたいという本記事のねらいとは外れますが、それよりもダイウォールしてターンを稼ぐという行為をなくしたいという意図を優先しました。ダイマックス弱体化から外れているという考え方もあるので、検討の余地があるルールだと思います。

 

没案

 本当はもっとルールを盛り込みたいのですが、私怨による提案だと自分でも分かっているので、没案としてここに記します。

 恐らくこのままだとミミッキュが強すぎると考えたからです。

  • えらがみ、でんげきくちばしを覚えたポケモンを禁止

 私はガラルの化石ポケモンが好きではありません。

 私はポリゴン2が好きではありません。

  • 回復技のPPを増やすことを禁止

 私はTOD(時間切れによる判定勝負)が好きではありません。

 

終わりに・お願い

 いかがでしょうか。私が前々から感じていたことを特殊ルール提案という形で文章化しました。ただの自己満の記事になっているかもしれませんが、ご容赦ください。
 読んでいただいた皆様には、ぜひ感想・意見をお聞かせください。それを参考にしながらよりよいルールにしていきたいです。感想・意見は本記事のコメント欄もしくは私のTwitter(@Sparkling0perct)までお願いします。また、たくさんの人に読んでほしいので、この記事を拡散していただけると嬉しい限りです。
 最後に1つ。このルールで仲間大会を開催していただくことをお願いしたいです。自分で開催しろ!という話ですが、なかなか時間が作れそうにないので… ダイウォール禁止をなくすことや新たにルールを加えることなど、私の原案から変更しても構いませんので、仲間大会を開催されるときはこのルールのご検討をよろしくお願いします。

 ここまで読んでいただきありがとうございました。