はじめに
ポケットモンスター ソード・シールドの公式のインターネット大会、ポケモン竜王戦2020 予選に参加し、32勝13敗で最終122位でした。最高レートは1758、最終レート1742でした。需要は無いと思いましたが、簡潔にパーティについて書きました。
竜王戦2020 予選とは
2020年12月11日9時~14日9時に開かれたインターネット大会です。ルールはシングルバトルで、特別な伝説のポケモンが1匹採用できます。強力な特別な伝説のポケモンとして、ザシアンやムゲンダイナ、イベルタルが挙げられます。
コンセプト
耐久の高いジガルデでりゅうのまいを複数回使って無双を狙います。ミストフィールドを展開し、ジガルデをサポートするカプ・レヒレが相方です。また、ジガルデが苦手なザシアンやゼルネアスにはサンダーとメタグロスでそれぞれ対抗します。他にもイベルタル、カイオーガ、日食ネクロズマといった攻撃性能の高い伝説のポケモンに対しては、ウーラオスとミミッキュで誤魔化します。
ミストフィールドとジガルデ
一見、ドラゴンタイプの技であるげきりんの威力を下げるミストフィールドはジガルデとの相性が悪くみえます。しかし、相手のドラゴン技の威力も下がるため、ジガルデはムゲンダイナやレシラムなどからのダメージを抑えることができます。他にも火傷や猛毒も防ぐことができ、ジガルデとの相性はむしろ良いといえます。ミストシードでとくぼうを上げることも当然強いです。
個別解説(感想)
性格は使用したミントを記載しています。また、能力値はLv.50のときの値のことで、HPーこうげきーぼうぎょーとくこうーとくぼうーすばやさ、の順です。バトルでほとんど関係のない能力はxと書いています。
ジガルデ・50%フォルム
持ち物 ミストシード
特性 スワームチェンジ
性格 ようき
能力値 184-151-142-x-116-161
⇒292-151-142-x-116-150
特別な伝説のポケモン枠。特性でフォルムチェンジし、HPが大幅に増えます。その耐久力は圧倒的ですが、素のこうげきはガブリアスより低いです。例を挙げると、こうげきのランク上昇の無いダイアースでザシアンを倒せなかったことがあるほどです。したがって、りゅうのまいを使うことが前提となりますが、実戦では攻撃的なパーティと戦うことが多く、りゅうのまいを使う隙を作ることが難しかったです。他のポケモンのサポートがもっと必要でした。
図鑑の設定的にはゼルネアスとイベルタルを圧倒できるはずですが、実際はまず勝てません。悲しい。
カプ・レヒレ
持ち物 たべのこし
特性 ミストメイカー
性格 ずぶとい
能力値 177-x-154-129-151-119
ジガルデのサポート役。 ミストフィールド、こごえるかぜ、ちょうはつでジガルデをお膳立てします。能力値が中途半端であり、活躍はいまいちでした。特にすばやさが低いために相手のポケモンに先制されて補助技を使われることが多く、ちょうはつが有効に働きませんでした。こうこうのしっぽ+トリックのコンボを使う型にしたほうがよかったかもしれません。
メタグロス
持ち物 とつげきチョッキ
特性 クリアボディ
性格 いじっぱり
能力値 185-205-150-x-110-93
ゼルネアスをどうにかするポケモン。ジオコントロールを使ったゼルネアスに対して、ダイマックスすれば勝てます。しかし、リフレクターが展開されていると勝てないため、このポケモンに一任するのは間違いでした。ゼルネアスの他にブリザポスの対策も兼ねていますが、それら以外には選出できませんでした。
二つ名を持っており、「こごえふるえる メタグロス」と表示されます。れいとうパンチは一度も使いませんでした。
サンダー
持ち物 アッキのみ
特性 せいでんき
性格 ずぶとい
能力値 197-x-143-145-110-128
物理アタッカーを止めるポケモン。 アッキのみとはねやすめで粘り、せいでんきの麻痺を狙います。高威力のダイジェット使いでもあり、ダイマックスしても強かったです。対ザシアンに関してはじゃれつくがあると厳しく、そうでなくても麻痺で痺れることを待つ展開になるため、あまり有利ではないです。過信は禁物。
ウーラオス(いちげきのかた)
持ち物 きあいのタスキ
特性 ふかしのこぶし
性格 ようき
能力値 175-182-120-x-81-163
ストッパー役その1。無難に強かったです。あんこくきょうだはダイスチルのぼうぎょ上昇やリフレクターを無視することができ、日食ネクロズマに対してかなり強かったです。カウンターは読まれやすいため、なるべく使わないような試合展開を目指しました。
ミミッキュ
持ち物 イバンのみ
特性 ばけのかわ
性格 ようき
能力値 143-130-100-x-125-162
ストッパー役その2。のろい→こらえる→イバン+ゴーストダイブが基本の動きです。うまくはまれば相手のダイマックスをいなし、相打ちを狙えます。しかし、イバンのみが発動するターンに交代されることが多く、思ったような活躍はできませんでした。プレイヤーの練度が足りていなかったのもありますが…
このポケモンも二つ名持ちであり、「おねむな ミミッキュ」と表示されます。
結果
終わりに
竜王戦本戦に参加できる1、2位になれず、とても悔しいです。今回は前回以上に実力差を感じました。本戦は自宅で観戦して楽しもうと思います。
質問等はTwitterまで @Sparkling0perct